*アセンダント*
私はよく、12星座について考えることが多い。
そりゃ、占星術師だから考えるでしょ、と思うと思いますが、そうです。
一応仕事でもあり、趣味でもあり、人生でもある。
そして、
12の星座全ては私達一人一人の中にクオリティとして持ち合わせているもの。
だけど、私はしし座だから、と、突出した部分を私達は、
自分の星座として認識している。
占星術を知らなければ、この12の星座すべてが一人の中に全部入っているなんて
知らないのも同然で、そして、ふーん(どうでもいいな)が普通。
単にその12の星座もエネルギーの種類を
12個に分けたというだけにしか過ぎないのだけど・・・・
anyway,
占星術用語でアセンダントというのがある。
生まれた時間、その生まれた場所から真東を指した時、
そこに「何座」が位置していたか、によって
そのアセンダントがナニ座なのかがわかる。
そのアセンダント何座が示す事は
もちろん人生に大きな意味をもたらす。
いや、逆に、前の人生でもたらしたからこそ、
今世で、この何座を武器に「今の人生の目的」を
果たす、と言われている。
だから、このクオリティは自分自身にとって、
知って使わないと損になる。
自分の良さを最大限に引き出したいと思った時には
このアセンダントが重要な鍵を握るのだから。
アセンダントという部分にあたる星座は人それぞれ違い、
人の見た目はこのアセンダントの部分が担う。
背が目立って高い人は
大抵アセンダントが山羊座の人が多い。
パッと見た目、その土地の人でない場合、射手座の人が多い。
小柄で丸い印象の人はかに座・・・などと
一般的に言われるが、
笑ってしまうくらい、その通りだなあと思う人に
ちょいちょいあたる。見た目というより、
その人をパッケージにしてどんな風なエネルギーにしたらそうなるか、
にあたるのだと言える。
このエネルギーは私達が「うまく今世で使える標準装備されたもの」だ。
(私の言葉で言えば)
見た目に自信がない、とか
自分自身が嫌い、私自身は嫌だ、気持ち悪い
とか言う人がいますが、
基本はこのアセンダントに対して、惑星が
ハードアスペクトといって、挑戦、葛藤、試練を
投げかけてきているような配置があったりする人が多い。
でもそれに気づくことで、
「自分自身を受け入れる」と言うレッスンを受け、
最終的にはその部分が自分自身のエネルギーパッケージだった、
と言うことを知る。
なんせ、このアセンダントという部分は
非常に興味深いのだ。
で、人に星座が何か?と太陽星座を聞くことよりも
私はこの人のアセンダントは何?と考える方が面白い。
その人が今世で目指すエネルギー(太陽星座)ではなく、
その人の総合パッケージ(アセンダントの星座)として
エネルギーが「表れて」いるものであるから。
ピンクが似合うおばちゃんもいれば、
黒がバッチリ似合うおばちゃんもいる。
エネルギーが違うというのはそういうことだ。
黒が似合うのに、ピンクを着ようとするお姉さんは多い。
そして
成長していく過程で
黒が似合うおばちゃんになっていくのだ。
でも早いうちから黒が似合うお姉さんだと
認識がある方がやっぱり人生は早く楽しいけどね。
私はそう思う。
アセンダントに対する考察でした。
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第一回 2018年8月22日 支配星ルーラー
第二回 2018年8月29日 アスペクト1
第三回 2018年9月 5日 アスペクト2
第四回 2018年9月12日 アスペクト3 他の惑星
第五回 2018年9月19日 自分性格分析
第六回 2018年9月26日 他人分析
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